トマト毒液栽培システムに附するアンケート調査報告

摘要

（社）日本施設園芸協会および（独）農研機構野菜茶業研究所が2006年より取り組んでいる、スーパーホルトプロジェクト（以下SHP、トマト収量50t／10a、糖度6度）の目標実現を目指して、現在様々な取組みがなされている。しかし、そもそもわが国のトマト養液栽培システムの現状を調査した報告が見つからなかった。そこでこの度SHPにおける調査事業として日本養液栽培研究会と連名で実施されたトマト養液栽培に関する実態アンケート調査の結果を報告し、その結果からわが国におけるトマト養液栽培の将来の方向性を考える「トマト栽培システムのプラットフォーム化」について提案材料を提供する。