施設園芸における共通プラットホーム構築の重要性 －欧州並み多収トマト生産システムは可能か？－

摘要

施設園芸にかかわる提言は数多く、施設、設備、栽培技術、品種に関係することなど多種多様である。 問題は、個々の問題は解決しても、いまだにわが国の施設園芸の将来像が見えてこない点である。 それだけ課題が多いのも事実であるが、今回は「課題への取り組み方」に関する提言をさせて頂きたい。 具体的な例がないと分かりにくいので「欧州並み多収トマト生産システム」を例に話を進めたい。