革新的な機械化、電化技術を活用して サ卜ィモの大規模生産を実現

摘要

大野巿は福井県東部の中山間、山間地に位置し、 岐阜県に隣接する県内でも有数の豪雪地帯であ る。建石正治氏は、日本百名山の一つ、荒島岳の 麓に農場を構える。建石氏は、昭和49 (1974)年にSFV生産農 場を設立以来、サトイモを始め水稲や施設園芸に 取り組み、特にサトイモでは高畝栽培、大型掘取 機、毛取り選別機、洗い機を開発'導入し、地域 の平均耕作面積の約30倍に及ぶ大規模栽培を展 開している。現在の経営規模は水稲8.5ha、サト ィモ3.5haで、農産加工場を3力所（延べ165rri)。 年間（平成27年）米36t、サトイモ60 t (うち 冷凍30t、 土付き30 t)を生産する。