DRK551

摘要

オランダはトマトやパプリカなどの施設野菜、花き生産の世界のトツプランナーである。 それは収量として数字でも表れており、トマトでは1999年の10a当たりの収量は45－である。 しかもこの数字は、特定する優秀な生産者だけでなく、国全体での平均値である。 単位収量の数字だけ見れば、日本はオランダの20年前のレベルである（表）。 オランダに見るような生産技術を早く導入しているのは韓国であり、その隣国　 からたくさんの施設野菜が日本橋場に入ってきているのは周知のとおりである。また、日本国内でも同じような生産技術導入は、生産農家より企業が先行している。