証拠標本の収蔵場所を学会誌の論文に明記するこどのすすめ

摘要

日本昆虫学会の学会誌の投稿規程によれば，現在，分類学の論文のタイプ標本ならびに和文誌の「新記 録ノート」の証拠標本に関しては収蔵場所を明記するこど力《義務づけられています.第一に昆虫学の発展 そして第二に博物館なビへの波及効果の観点から，今後，他の分野の論文でも証拠標本の収蔵場所を明記 するよう本学会の英文誌ど和文誌の投稿規程で推奨してはビうかど思い，この場を借りて提案します（た だし研究の性質上，標本を残すこどが出来ない場合なビは除きます）. まず，以前は1種どされていた昆虫が複数種に分けられるどいうような分類体系の変更はよくあるこど です.次に，生物の同定は，誤る可能性がゼロどはいえません.それゆえ，後でその標本の同定を確認す るこどができるように，DNAバーコ一ディングのような分子生物学的研究や生理学的，生態学的研究な ビ，ありどあらゆる分野において，その研究で扱つた昆虫の証拠標本の収蔵場所を論文に書いておくこど 力ミ望ましいど思います.