真柏改作秘めたるシャリ芸を際だたせる樹形構想

摘要

東京の春花園で6年間の修行を凝て09年にイギリスに帰屆。現地で盆栽を指導.普及に努める傍らで、海外向けに発行される盆栽誌で翻訳などの業務にも携わる。盆栽を始めるきっかけは、W年開催のサッカ日韓W杯を観戦するために来日したことだという。日本を観光していた時に盆栽と初めて出会い、その文化.芸術性に魅了されて大宮など複数の盆栽園を訪問。その中の一軒に春花園BONSA-美術館があった。伝統的な数寄屋作りの建物と園主-小林國雄氏の人柄に惹かれて入門を願い出た。欧州で開催された世界盆栽大会で最優秀賞を受賞するなど、6年に渡る修行で得た技術とセンスは定評がある。