モモ栽培の極意を聞く～高品質モモの安定生産をめざして～　JA岡山西玉島北支店　難波定樹さんの場合

摘要

ここに紹介します，モモの高品質安定生産でしかも大規模経営をされていますJA岡山西玉島北支店玉島北園芸協会モモ部会員である難波走樹さん（以下難波さん）は，JR新倉敷駅の北部に位置します丘陵地にモモ園135a（一部平地を含む）を有しておられます。 　 難波さんがモモ栽培に携わってこられた経緯についてお聞きしたところ，昭和38年にそれまで御両親が営まれておられました廿世紀ナシとモモの栽培を受け継ぐかたちで就農されたそうです。 就農当時はナシが主体であったとのことですが経営的に安定したモモへと徐々に更新され，また，新たに土地を取得，造成されて，現在のようなモモ専作での大規模経営とされたそうです。なお，難波さんは生産組織にあっても園芸協会会長，モモ部会長さらにはJA岡山西生産振興協議会会長という要職を務めておられます。