夏を乗りきるための管理ガイド

摘要

前頁までで、水やりについての基本的な項目は整理できたでしょうか。 夏の棚場は危険がいっぱい。 「ちやんと水をあげてるから」という思い込みと油断が、深刻な事態を招くこともあるのです。 ここからは夏場に限定して、水切れを防ぐコツを紹介していきます。 万全の対策で夏を乗りきりましょう！ 　 菜を生い繁らせ、盛んに光合成をする生長期は、樹が最も水を欲しがる季節。 交配を終えた実もの盆栽は果実を充実させようと水を欲し、さらに夏の強烈な日差しは容赦なく鉢内の水分を奪って行きます。 梅雨明けから秋の充実期にかけて、水切れを引き起こす要因はさまざまに存在します。 しかし、仕事を抱えるサラリーマンにとって、夏だからと仕事を中断して水やりに戻るなんてことは、到底できるものではありません。