供給週剰感の和牛、供給不足の交雑牛。まちまちの展開月初めはスソ物在庫減で反発も、下旬には下げの豚価

摘要

8月の牛枝肉価格は、末端不振が続いたことか ら弱含み傾向で推移した。消費者の低価格志向か ち:パーッ安が恒常化。さらに鶏肉の供給過剰など から量販店の販促商材が低単価商材にシフトし、 牛肉の売り場力s縮小していることも弱気材料とな つた。9月も上げ材料は少ないが、対米国輸出が 再開されることで口イン系の需要回復に期待した いところ。豚価は、全国出荷頭数が減少する中、 旧盆商戦の販促手当てが活発化し、一時的に540 円まで急伸したが、輸入チルドの拡販が強化され ることから需要は長引かず、盆休み明けには下げ 基調に転じた。出荷頭数と上場頭数にもよる力、 9月は前半で480円前後、彼岸明けは430-450円 で推移する展開が予想される。