「特定疾病フリ-Jで新しい産地を目指す 「新生養豚プロジェ外協議会」の活動:若手養豚生産者が中心となった、ロ蹄疫発生による家畜ゼロからの取り組み

摘要

児湯地域は、西都市、高鍋町、新富町、西米良村、木城町、川南町、都農町の1市5町 1村からなり、宮崎県のほぼ中央に位置する。 沿岸地域のため、年平均気温17°C、年間降水 量2465mmで、温暖な気候、豊富な水資源な ど自然条件に恵まれた農業地帯である。管内は一部の地域を除き生産基盤の整備が 進んでおり、沿海地帯では、野菜、果樹、花 きなどの施設園芸や露地野菜、肉用牛、酪農、 養豚、養鶏の畜産、茶、早期水稲などが、ま た、中山間地域では夏季冷涼な自然条件を有 効に活用した園芸作物や畜産など多様な農業 生産を展開している。農業産出額は、789億 円（平成18年）で県全体の25%を占めており 宮崎県農業生産の中心的な役割を果たしている。