乳用種にかかる肉用子牛生産者補給金制度の運用の在り方に関する研究会報告（下）－補給金制度の果たしてきた役割と見直しの基本方向－

摘要

前号に続き、学識経験者、畜産関係事業者、消費者等によって構成する「乳用種にかかる肉用子牛生産者補給金制度の運用の在り方に関する研究会」（座長＝宮崎昭、放送大学京都学習センター所長）の報告書を掲載します。 同研究会では、肉用子牛生産者補給金制度の運用、特に乳用種子牛の保証基準価格の算定方式の見直しについて議論されるとともに、乳用種牛肉の位置付けや評価について再確認した上で、今後のあるべき姿や販売戦略などについて議論され、一定の結論が得られました。