今年の単結晶需要は前年比9％増を予測半導体産業の成長と300mmウエーハ化がさらに進展

摘要

2007年の半導体用高純度シリコンの単結晶需要見通しは，9，200t，前年比9％増と6年連続して前年を上回ると見込んでいる。 これは新金属協会シリコン部会（松下嘉明部会長：東芝セラミックス上席常務シリコン技監）が8日に発表した。 半導体産業の堅実な成長と300mmウエーハ化がさらに進展するとみている。 単結晶需要の内訳は内需が4，000t，前年（3，883t）比3％増，輸出が5，200t，同（4，554t）比14％増とそれぞれ過去最高を見込んでいる。 これにより輪出比率は56．5％と前年（54％）から2．5ポイント増と予想している。 国内の07年単結晶生産見通しは7，900t，前年（7，091t）比11％増と予想している。