美術刀剣写真展示　-研師·刀剣写真家　藤代興里氏作品-

摘要

昨今，写真技術は銀塩フィルムを用いたアナログ技術からデジタル技術へと大きな変革が進んでいます．こうした流れの中で日本写真学会会長のリーダーンップのもと，学会役員·学会員ともに写真学会の改革の取り組みを進めています，そこで従来の写真学会の活動ほ写真機材を提供する立場からの視点が強かったという考えから，写真を使用する立場にも大きく限を開いて行こうという方向を重視するようになりました．そうした観点から日本写真学会では写真の大きな役割のーつとして文化財の記錄を考え，文化財写真の研究とその技術の向上を目的として研究会の立ち上げを図っています．このような背景から，日本が誇る伝統工芸品であり美術品である日本刀の写真展を，2007年度日本写真学会年次大会で特別企画として開催しました．