海難救助のスペシャルチーム:特殊救難隊

摘要

特殊救難隊（通称トッキュータイ）は、昭和49年に東京湾で起きたLPGタンカーと貨物船の衝突事故を契機に、昭和51年に隊員5名体制でスタート。その後種々発生する特殊な海難に対応すべく徐々に組織の充実強化を図り、昭和61年に第三管区海上保安本部に「羽田特殊救難基地」が設置された。現在では1隊6名×6隊体制、少数精鋭36名で海の安全の最後の砦となり、海難救助のスペシャルチームとして24時間体制で特殊海難に対応している（第三管区に設置されているが、管区に関係なく出動する）。隊員の目印は、オレンジ色の出動服。海上保安宮の中でも特殊救難隊員しか身につけることができない。