鉄道事業者向けの防災•気象情報に関する近年の日本気象協会の取組み

摘要

近年の気候変化に伴い、時間雨量50mmを超える雨が頻発するなど、雨の降り方が局地化•激甚化している。また、毎年、台風が日本列島に接近•上陸(上陸数は平均2.7個/年)し、大雨や強風による被害が出ている。各鉄道事業者は、このような気象災害に対して、気象庁や気象会社の気象情報を入手して、運転規制、計画運休、車両退避などの対策·対応を実施している。本稿では、鉄道事業者向けの防災•気象情報に対する近年の日本気象協会の取組みにつぃて紹介する。