ノキア、20%減収で赤字スマホなど出荷減少で

摘要

フィンランドのノキアの1-3月(第1四半期)決算は、スマートフォン、従来型携帯電話とも振るわず、売上げは前年同期比20.41%減の58億5200万ロユー(約7O63億円)、純損失が3億3900万ロユー(約409億円)となった。スマートフォンの出荷台数は610万台と、同49%減少。ウインドウズOS搭載のフラグシップモデル「ルミア」は560万台で、の440万台から大幅増加したものの、シンビアンOS搭載機落ち込みがこれを相殺した。また、従来型携帯電話の出荷数も、同21%減の5580万台と低迷。スマホも含めた携帯電話の全出荷数は、同25％減の6190万台。端末全体の地域別出荷数は、アジア太平洋が同11%減の2310万台、中東•アフリカは同28%減の1550万台、欧州は同25%減の1180万台、南米は同20%減の770万台、大中華圏は同63%減の340万台、北米は同33%減の40万台。携帯電話以外では、1月から「HERE」ブランドで事業展開するロケーション・地図サービスの売上げが同22%減。