ユニオンツール プリント基板用 高付加価値ドリルで売上拡大 クロム系コーティング 5倍長寿命の製品も投入

摘要

ユニオンツールはント基板用ドリル事業において、独自技術のコーティングにより長寿常を図った高付加価値製品の販売で売上げを伸ばしている。同社はプリント基板·パッケージ用基板向けドリルや金型加工に用いるエンドミルを主力に生産している。大平博社長は「主力のプリント基板用ドリルは今年前半、中国のスマホ基板けの需要が伸び悩んだが、夏頃から回復の兆しが見え、11-12月は増加傾向。一方、車載基板向けは需要が安定している。ダイヤモンドに近い特性を持つ非晶質炭素被膜をコーティングして長寿命化を図ったULFコートドリルや、硬度を高めた1枚刃ドリルなど、高付加価値ドリルの販売を強化している。車載基板、特に高品質が要求されるデータセンター用サーバー、通信基地局用基板向けに高付加価値ドリルの需要が伸ぴている」と述べる。