東海支部長があいさつ通信2社との三つどもえの戦い変化対応力、連携力が必要

摘要

番組コンテスト表彰式後に懇親会が開かれ、日本ケーブルテレビ連盟理事で東海支部長の川瀬隆介氏(キャッチネットワーク社長)が次のようにあいさつした。「東海支部エリアにおいては、通信事業者2社との3つどもえの戦いが激しさを増し、総力戦の段階にきている。一方、LTE、WiMAXといった無線プロードバンドメディアが、有線ブロードバンドメディアの新たな脅威となっている」「こうした危機を乗り切るための指針として先般、連盟本部で地域力推進特別委員会の中間とりまとめが発表された。その中の指摘を私流に3つのキーワードでまとめる。それは、大きく変化する事業環境を正確にとらえ、必要な対応策を決断してタイムリーに実行する『変化対応力』。コミュニティーコンテンツの充実と地域にやさしいサポートの強化など競争相手には絶対まねのできない核となる地域密着の強みを確立する『コアコンピタンス』。そして、各CATV局と危機感を共有し、カを合わせて共通の競争相手に立ち向かう『連携力』である」。