下水道未普及解消クイックプロジェクト社会実験: 流動化処理工法の適用

摘要

「下水道末普及解消クイックプロジェクト社会実験」 とは，各々の地方公共団体における末普及解消に向け た技術的な提案や要望を踏まえ，既存の手法にとらわ れない新たな整備手法について，社会実験を通じで性 能等を検証しつつ普及させることにより，早急かつ効 率的な末普及解消を目的としている。現在，全国で9 件の社会実験が実施されているが，静岡県浜松市では 流動化処理工法の管きょへの適用が，低コストで環境 に配慮した整備の実現を目的として実施されている。 本報告はこの浜松市での社会実験（流動化処理工法 の管きょへの適用）の施工により得られた知見を報告 する。