下水道未普及解消クイックプロジェクト流動化処理土の管きょ埋設への適用（浜松市の取組み）

摘要

1．はじめに 国土交通省では、下水道の未普及地域を早急に解消すべく平成18年に「下水道未普及解消クイックプロジェクト」を発足させ、従来の設計指針や各種マニュアルにとらわれない、地域の実情にあった新たな整備手法の導入を計画している。 　全国のモデル市町村で計画された新たな整備手法は、社会実験で検証を行い、低コスト、早期かつ機動的整備が可能な手法と評価されれば、「今後広く普及させることが可能な技術」として、活用方法や採用上の留意点などを取りまとめ、地方公共団体などが活用しやすいように発信してゆく予定である。