CCTV力メラによる被災状況の把握手法: 地震による被害箇所を背景差分法で検出する際のノィズ除去に最適な画像枚数の検証

摘要

インフラに設置したCCTVカメラへ映し出された地震発生後の画像を平常時の画像と比較し、画像内の被害箇所を差分として抽出する際に は移動体等がノイズとなる。地震発生直後に得られる少数の画像からノイズ除去に必要な画像枚数を検証した結果、二次元画素値ヒストグラ ムを用いる方法では5枚で十分という知見を得た。