公共交通の連結 ベルリン中央駅

摘要

ベルリンの新中央駅——短·中·長距離線の交わる欧州最大の鉄道駅——は、フンボルト港の西隣、旧ティーァガルテン区(現ミツテ区)の駅跡地に建設された。地下の南北高速新線インターシティ·エクスプレスはこの中央駅で、曲線軌道を走る高架の東西線と接続する。加えて、南北·東西両方向の郊外鉄道ならびに南北を縦貫する地下鉄線もここに乗リ入れている。地下15mに敷設ざれたこの南北線は、地下トンネルでシュブレー川とティーァガルテン(公園)を抜ける。駅構内には長距離線のプラットフォー厶が8線、中長距離線のプラットフォームが4線あり、さらに東側にはこのプラットフオームと平行に地下鉄U5線の駅舎が建てられた。高架の東西線は、街路より10m高い位置に、旧在来線の軌道をなぞるように敷設ざれた。長距離線の計4路線ならびに市街線の2路線用に、高架橋が4本新設された。