「SEKマーク」繊維製品の海外展開: 国際標準マークを目指して

摘要

私と一般社団法人繊維評価技術協議会（以下「織技協」という.）との係りは，会員企業の一担当として繊技協の委員会に出席し各マークの課題検討に加わったのが始まりであり，「SEKマーク」とは約15年の付き合いである.当時は，抗菌防臭加工マーク，制菌加工マークの他に，消臭加工マークの認証がスタートしたばかりで，「SEKマーク」としては3種のマークのみであったが，その後マークの数が大きく増え，現在では8種のマークの繊維製品の認証を行っている.