デバイス性能向上や低電力に対応した通信規格化が進み,IoT (Internet of Things)を活用したシステム開発が盛hに行われている.2021年には,市場のデバイスが100億台に達する予測もあり[1],広範囲かつ膨大な数の運用管理が重要になる.中でもデバイス設置の電源工事や電池交換に要するメンテナンスの手間やコストの増加は大きな課題である.本稿では, LPWA (Low Power Wide Area)の通信方式を用いた太陽電池駆動で電池交換不要な小型センサデバイスを実現する電源技術について紹介する.長距離通信が必要な広い工場やインフラなどへの適用に有効である.
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