二次元導波路電力伝送(two-dimensional waveguide power transmission,2DWPT)[1]は,シート状の導波路表面に近接した受電デバイスに対し空中に放射しない導波モードによってワイヤレス電力伝送を実現する技術である.2DWPTはシンプルな構造のシート状導波路によって電磁エネルギーを大面積に伝送可能であり,机の表面全体を給電インタフェースにするなどの応用が期待できる.また,一枚の導波シートで給電と同時に高速なデータ通信も可能であり[2],小型のセンサデバイスを駆動する電力を供給しながら高速にデータ伝送を行うといった応用が期待できる.
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