大規模3次元実環境モデル内における人間行動シミュレーションとそのアクセシビリティ評価への応用－デジタルヒューマン経路探索シミュレーションに基づく経路発見容易性評価技術の有効性·妥当性検証

摘要

そこで本研究では，3次元レーザ計測やStructure-from-Motion （SfM）を活用して構築された3次元実環境モデル上で，疑似視覚を持つデジタルヒューマンモデル（DHM）による経路探索シミュレーションを行い，経路発見容易性を効率的に評価できる手法の開発を目的とする．既に著者らは，図1に示すような経路発見容易性の評価手法を開発してきた［4］．しかし，前報［4］では提案手法の有効性と妥当性を検証していなかった．