北陽電機·産総研ジョイントチームによるつくばチャレンジへの取り組み－複数の測域センサをベースとした実環境屋外長距離ナビゲーション

摘要

本研究は人間が行き交う屋外の遊歩道において、ロボットを長距離にわたり自律走行させるための技術開発を行う。実環境中では、周囲の人の流れや路面状況そして天候の影響によってロボット周囲の環境は大きく変化するため、屈強な自己位置推定手法が必要である。また、長時間安定に走行を続けるためには、ロボット本体の構造やバッテリ容量などハードウェアの面でも検討すべき点は多い。