天満橋駅〜京橋駅間遠隔制御装置改修について

摘要

当社の天満撟駅〜京撟駅間で使用している遠隔制御装置（RC装置）は、天満橋駅一野江駅間高架複ケ線建設工事のうち高架複線が開通し新京撟駅が使用開始となったときに、進路設定の集中遠隔制御による省力化と運行状況に関する情報収集の自動化を目的として、京橋駅信号扱所から天満橋駅継電連動装置の進路てこを取り扱えるように設けられたシステムである。その後、自律分散式列車運行管理システム（ADEC)が導人され全連動駅の進路が自動制御されるようになると、手動でてこ扱いされることがほとhど無くなり、京撟駅から天満撟駅のてこ扱いを行わなくなった。現在のRC装匿の役割は、天満橘駅の軌道回路情報、信号機の现示状態、転てつ機の転換方向、故障情報等の表示情報だけを京橋駅の信号扱所、信号機器室、放送室等に表示させる装置として使用している。数年前から伝送部の故障が発生し始め予備シートの交換で対処してきたが、最近では保守部品の調達が難しく、シー卜の修理ができなくなったため装置に改修を施すこととなつたh。