種感受性分布解析を用いた予測無影響濃度導出アプローチの化審法リスク評価への適用検討: 界面活性剤での検討例

摘要

化審法生態リスク評価における予測無影響濃度(PNEC)導出法としては、単一の水生生物種を用い た毒性試験の最小毒性値に不確実性係数を適用する 方法が用いられている。本報告では、複数生物種の 毒性値を活用した種感受性分布(Species Sensitivity Distribution:SSD)解析によるPNEC導出アプローチ について、界面活性剤であるLASを事例に、化審法生 態リスク評価への適用について検討した。