コミュニティづくりプロジェクトを先導する大学研究室の役割と継続的推進体制- 神戸芸術工科大学による舞多聞みついけプロジェクトを事例として-

摘要

舞多聞みついけプロジェクトの推進にあたって、以下の点が明らかになった。1）研究室メンバーの推進体制　統括をする専門的能力を持つ院生／研究員と、CG 作成能力に長けた院生／研究員、基礎調査や模型づくりを行う院生／学部生の作業セクションに分かれる分業体制を持った推進体制をつくっている。また、みついけへ入居したコミュニティと研究室メンバーとの密接なつながりが生まれている。各種WS の実施の際には、研究室メンバーが提案をし、開催・サポートを行っている。さらに、自治会設立や親睦会のサポートも行う非常に濃密な関係性が生まれている。