大学キャンパスにおける建築集合体の形成に関する研究:名古屋大学東山キャンパスを対象として

摘要

本研究では、名大における集合体とリンケージの分布、リンケージの要素と心理的評価の関係、リンケージの多様性と集合体の階層性の関係、さらにそれらと集合体の魅力度の関係が明らかとなった。また、複雑な階層性をもつ集合体の構成をセミラチス構造の図によって表現することができた。これは今後の都市空間を見据えた集合体の研究においても活用可能であろう。