鉛板サンド積層板と化繊ネット包み。

摘要

【課題】 本発明は放射能遮蔽物として鉛・鉄・コンクリート等はそれぞれ極めて重いものばかりです。これら物質の特徴を生かし乍ら単位重量を減らしてゆく事が課題の一つであります、そして原子力施設の中の狭い空間でも施工がしやすい工法も課題です。【解決手段】重量を減らす為に鉛板の薄物を何枚も重ね、その鉛板の接着にセメントと合成ボンドを混ぜ合わせたものを試用する、只このままでは合成ボンドが流れるので鉛板をの上にガラス繊維及び炭素繊維を敷いて合成ボンドが流れるのを止めます。施設内での鋳鉄管等の外側に取り付ける為に積層セラミック板全体に化繊ネットで包み込みます、これは鋳鉄管等に金具を取り付ける必要がなくネット同士を糸で結ぶ事で解決します。この積層板方式はパイプ内を流れる放射線量に合わせて鉛板の枚数を加減したり、一旦取り付けた後でも追加工事が簡単に出来る事です。