青春よ もう一度：マツダロードスターNR-Aプロトタイプ（MAZDA ROADSTER NR-A PROTO-TYPE)、トヨタヴィッツTRD-MSB（TOYOTA VITZ TRD-MSB)、VWニュヴビヴトルカップカヴ(VW NEW BEETLE Cup Car)、VWレヴシングGTIカップカヴ(VW RACING GTI Cup Car)

摘要

ネッツカップ·ヴイッツシリーズをはじめ、VWニュービートルカップやVWレーシングGTlカップなど、このところナンバー付き車両による“ワンメイク·トース”が盛り上がりを見せている。 そんな折り、昔からモータースポーツに積極的な姿勢を示すマツダが、ロードスターを使った“パーティ·トース”を提案、いま着々と準備を進めている。 20年近く前からナンバー付きワンメイク·レースを提唱しているCGとしては、新しいシリーズが始まるとなれば黙って見ているわけにはいかない。 そこで今月は4台のレースカーを集め、一般公道とサーキットで乗り比べてみた。 プロのレースというのは本当に疲れる。 僕はかつてF3000やGC、Gr. Aなどをエンジニアとして戦っていたけれど、これらは外からは華やかに映るものの、実際にはドライバーもエンジニアもメカニックも、そしてそういう現場の人たちを支えるマネジャーでさえも、レースウィークは飯か喉を通らなくなるほど緊張か続く。 ポールポジションは獲れるのか、セッティングはこのままでいいのか、マシーンは耐えられるのか……。