変化する時代に生きる実務家のためのものの見方·考え方のヒント－生産の要素：設備は量、人はコスト

摘要

モノづくりにおけるインプットの3要素は、一般的に、人、設備、材料の3Mと言われています。今回は、この3つの要素について、基本的なものの見方·考え方のヒントを紹介しましょう。通常、この3つの要素のうちでは、在庫や仕掛かり、あるいは設備といったモノ重視の傾向が強いのが一般的です。したがって、工場を見たとき、仕掛かりが多い、設備の停止が目につく、5Sが行き届いてない等の気づきがでるのは間違いありません。また、逆に、この項目がきちんとできていれば、すばらしい工場となるでしょう。このようなことが、通常のものの見方·考え方です。