オフィス古紙の資源化率は65～70％

摘要

古紙再生促進センター主催による「2004年度紙リサイクルセミナー」が開催された。 冒頭、寺澤道夫理事長の挨拶の後、「リサイクル対応型紙製商品に向けた試験研究」（講師：サステイナブル#12539;デザイン研究所取締役#12539;西原弘氏）、「製紙スラッジ（PS）処理とPS焼却灰の紙への再利用の実用化」（静岡県富士工業技術センター研究主幹#12539;日吉公男氏）、「小#12539;中学校用図書教材見本の回収分別システムRoGo（レゴ）―障害者の自立支援への貢献―」（全国図書教材販売協議会ReGo実行委員会委員長#12539;臼井均氏）、「オフィス古紙の排出状況と資源化の調査結果報告」（グローバルプランニング代表取締役#12539;小笠原秀信氏）の4講演が行われた。 いずれも今日的な課題に挑戦した興味深い内容だったが、ここでは小笠原氏の講演要旨を紹介する。