イントラネット技術を利用した水道管路網管理システム

摘要

水道は、国民生活や都市活動を支える基盤施設であり、安全でかつ良質な水を安定して供給するという重大な使命を負っている。 一方、全国の水道普及率は96％を超え、多様化する需要者のニーズに応えるべく個別的な施策展開や業務効率の向上が求められてきている。特に、水道業務の基盤業務である水道管路網施設の維持管理は、一層の効率化#12539;高度化が必要となってきている。 このような背景の下、広域に布設された施設を直感的に把握することができるマッピングシステムは、水道管路網施設の維持管理の強力なツールとして、各水道事業体に導入されつつある。