ますます広がる“電子カルテ”［Ⅰ］: 電子カルテの現状と将来

摘要

宮崎大学医学部附属病院では，平成元年に最初のオーダリングシステムを稼動させて以来，平成12年にほ，電子カルテシステム，平成13年より，地域連携システム（はにわネット）を続けて稼動させ，更に，次期システム（平成18年稼動）の構想として，経営分析機能，電子クリニカルパス機能，危機安全管理機能を強化していく予定である．これまでの導入，運用の経験を基に，電子カルテを含む総合医療情報システムや地域ぐるみでのIT化の課題と今後の展望について述べる．