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前川國男論◎戦後編【第61回】最終回結章前川國男の求めたもの

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摘要

そして、このような仕事と併行する形で、1976年1月の調査と企画検討のスタートから、1986年5月の竣工まで、10年にわたって地道に計画が進められていたのが、国会図書館の新館だった。本館の北東側、最高裁判所の対面に増築された建物は、地上4階、地下8階、延床面積は約7万1千m~2で完成し、前川の手がけた最大規模の仕事となる。すでに見てきたように、振り返れば、本館の公開コンペの募集要項が官報で報じられたのが1953年、だが、当選者の著作権は認められておらず、吉阪隆正の問いかけにより、戦前から燻っていた著作権をめぐる大きな論争が起きる。その結果、要項の修正と募集期間の延長を経てコンペは実施され、前川も名前を連ねたMIDグループが1等入選する。しかし、蓋を開けてみれば、実体は異なり、要項に記載された内容は「コンペ用の作文」★1に過ぎず、担当した田中誠と鬼頭梓は、設計を一からやり直すことになる。また、厳しい財政状況の中、建設工事も二期の分割発注となり、1956年に着工したものの、コンペから15年後の1968年にようやく全体が完成する。その間も、国会図書館は、国内で発行されたすベての雑誌や図書の収蔵を基本方針としたから、高度経済成長による出版の活況もあって、増築計画の検討が急がれたに違いない。この仕事を担当した中田準一は、新館の建設計画の始まりについて、竣工直前に、次のように書き留めている。

著录项

  • 来源
    《建築ジャーナル》 |2023年第1342期|43-47|共5页
  • 作者

    松隈 洋;

  • 作者单位

    神奈川大学建築学部;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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