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148 —古典 東京国立博物館所蔵「銅人形」調査報告

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摘要

【目的】東京国立博物館所蔵「銅人形」(人体模型(銅人形〉.列品番号:C-543.:以下、東博銅人形)は、近年、小曽戸洋氏、黄龍祥氏、長野仁氏らによって江戸医学館教諭?山崎宗運(1751-1834)による制作であることが指摘されてきたが、その論証は主に文献的手法によるものであった。そこで本発表では、東博銅人形を実測した結果及びその考察を報告する。【方法】東京国立博物館において、小曽戸洋氏(北里大学客員教授)、町泉寿郎氏(二松学舎大学文学部教授)、長野仁氏(森ノ宮医療大学大学院教授)と共に、東博銅人形を実見し、メジャー等の測定器具によって身体各部、経絡、経穴位置を測定した。【結果】宗運が製作した銅人形は、形態は当該時期の銅人形の特徴一手足腹部が大きく作られた張子製のもの一とは異なり、写実的に人体を摸して制作されている。特に頚椎及び肋骨は強調されており、その数も西洋医学的解剖所見と一致していた。その一方で、骨度の長さは『霊枢』骨度篇の記載及び山崎宗運が制作した「骨度折量法尺式」(天明七〈一七八七〉年成、長野仁氏所蔵)と比例した。また、左中指中節背側には押ボタンとなる丸い突起がついており、同身寸法の基準となる中指第二節の取り外しが可能となっている。以上のことから骨度法と同身寸法が併用されていたことがわかる。【考察?結語】東博銅人形は、解剖知識に基づき実際の人体に近い形態である一方で、骨度は『霊枢』骨度篇の記載に依拠しつつも、同身寸法による取穴を想定した工夫が施されるなど、実践性を考慮して製作されていた。本資料には、医古典を尊重しながらも諸説を折衷した、より実証性の高い経穴学が体現されていると見なした。

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