エタノールを利用したCHOの葉面散布で 巨大で高品質なプドウ生産

摘要

本稿の主たる肥料については、本誌前号(2020年秋号)の「バイオスティミュラント」特集記事内(56ぺ—ジ)で紹介した。それは2014 (平成26)年に特許取得済みの「Ncvnlル.-といわれる肥料で、土壌施用にも葉面散布剤にしても用いられる、ェタノ—ルに、植物油、ビタミン類を入れたものだ。2020 (令和2)年7月お日、愛知県で食品スーパーを数店舗所有し、野菜、果物の卸経営をしておられる「株式会社サンヨネ」の代表取締役社長の三浦和雄さんが、友人とお一一人でわが家に来られた。その時、長浜商店の肥料の話になり、すでに私が長浜商店を知つていることを話すと、「NCVコール」の仲間の肥料に今では「VFコール」といわれる葉面散布剤があるという。エタノールにフルボ酸、腐植酸を加えた肥料で、三浦さんによれば、これら2種を混合して使うと、効果が増強されるという。「これらの肥料でブドウやイチゴがすごく大きくなり、しかもおいしくなりますよ。ぜひ長浜商店を営む親子の父上.長浜憲孜さんにお会いになられては？長浜さんのような方がloo人おられたら、日本の農業が変わりますよ」と言われた。