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胃切除術後49年目に発症したBraun吻合部逆行性空腸重積症の1例

机译:胃切除術後49年目に発症したBraun吻合部逆行性空腸重積症の1例

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摘要

症例は89歳,女性?40歳時に十二指腸潰瘍に対して幽門側胃切除術が施行されている.頻回の嘔吐を主訴に 2020年8月,当院へ救急搬送された.精査にて腸重積が疑われ,同日緊急手術を施行した.術中所見では,胃切 除後再建で施行されたBraun吻合部を介して輸出脚空腸が逆行性に嵌入?重積していた.整復したが重積してい た空腸の色調に問題はなく腫瘍も触知しなかったため,腸管切除は行わなかった.術後15日目に退院,9か月経 過した現在も再発を認めていない.胃切除術後逆行性腸重積症は多くの報告例で胃切除術後10年以上経過して発 症しており,術後経過年数および加齢が1つの発症要因になっている可能性が示唆された.

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