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慢性リンパ性白血病の経過中に発症したマントル細胞リンパ腫

机译:慢性リンパ性白血病の経過中に発症したマントル細胞リンパ腫

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摘要

Richter症候群(RS)は慢性リンパ性白血病(CLL)にアグレッシブリンパ腫を発症したものと定義されてい る。多くはもとのCLLクローンと関連のあるびまん性大細胞型B細胞リンパ腫例である。我々は,CLLの経過 中に発症したマントル細胞リンパ腫(MCL)を経験した。72歳男性。CLLの診断で16年前から経過観察され ていた。2年前に自己免疫性溶血性貧血を合併し,rituximab +prednisoloneで軽快した。今回,発熱,腹部膨 満感,倦怠感を訴え,LDH上昇を伴うリンパ球増加と脾腫の進行を認め,RSが疑われた。骨髄検査で小型? 中型リンパ球増加を認め,CD5+, CD20+, CCND1+, S0X11+, CD23-, LEF1一であり,FISHでlgH-CCND1 融合が陽性で,MCLと診断した。もとのCLLとMCLとで異なるIgH遺伝子再構成バンド(Southern blot法) を示した。CLLの再発や進行に際してはMCLの発症を考慮すべきである。

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