2013年の量産に向けた試金石：シムドライブ先行開発第1号EV「SIM-LEI」

摘要

シムドライブが昨年1月から開発を進めてきた「SIM-LEI」の記者発表会が5月18日、東京ビッグサイトで行われた。1回の充電で300km余りを走ることができ、大人4人がゆったりと座れ、しかもスポーツカー並みの加速性能を持つという電気自動車だ。その外観は、いま路上を走るクルマとはかなり違う。まず、ボディの幅に対して全長がひじょうに長い。発表データによれば、全幅は1,600mmとトヨタ·ヴィッツより狭い反面、4,788mmの全長はマーク×を超えるほど。しかもリアオーバーハングがフロントの2倍くらい長い。前例のないプロポーションだ。後ろ姿に目を移せばさらに個性的で、見たこともないような幅の狭いリアウインドウに向けて、キャビンの側面が強く絞り込まれている。