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土壌水分採取器を用いた実質飽和域の簡易推定法における 砂質土砂の諸性質の影響

机译:土壌水分採取器を用いた実質飽和域の簡易推定法における 砂質土砂の諸性質の影響

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摘要

近年,底質硬度は潜砂性の生物にとって重要な生息環 境要因の一つであることが明らかとなってきたト7)。ま た,汀線域においては,とりわけ飽和、不飽和に伴うサ クシヨンの影響によって底質の硬度が大きく変動するこ とから,潜砂する生物の分布との関係は主にこの観点か ら解析されて大きな成果を挙げてきた8"1W。一方で,サ クシヨンを測定するには専用の高価なセンサーが必要と なるうえ,同時測定にはその測定点分のセンサー数を必 要とすること,不飽和域における測定には長時間を要す ることなど費用や労力の面で現場への普及が困難となつていた。そこで,梁ら(2017)")では,小型で安価な真 空式土壌水分採取器を用いた簡易サクション推定法を提 案し,その採水量がサクションに連動した地盤の飽和度 と良く一致していることを明らかにした。この方法では 真空集液器を地盤表面に設置した採水部に取り付けるだけの作業であるため,測定に特別な技術は必要なく不特 定多数の測定者による測定値のばらつきも起こりにく い。また,飽和度自体もこれまでは現場で把握すること が困難な数値であったため4),その点においても現場で 安価、簡便に飽和度を推定できる簡易サクション推定法の意義は大きい。特に砂浜海岸では,空気侵入サクションを境に実質飽和域(干出時に飽和度&;100%の領域)と不飽和域の地盤環境特性が急激に変化すること から1",実質飽和域を安価、簡便に評価可能な本手法は 砂浜海岸汀線域における土砂環境及び生物調査の高度化 とその普及に大きく貢献できると考えられる。その一方で,梁ら(2017)")では,土壌水分採取器の採水量が実 質飽和近傍域の簡易検定、評価に有効であることを実証 するにとどまっており,現実的な砂浜海岸の調査におい て直面する,砂質土砂の粒径や飽和水位の相違等代表的 な砂質土砂の諸性質に対応するには必要十分な情報が得られていないのが現状である。従って,土壌水分採取器 の採水量を実質飽和域推定法として確立するためには, 土壌水分採取器の採水量が砂質土砂の粒径や飽和水位の 変動にともなって,どのように変動するのかを明らかに する必要がある。本研究では,砂質土砂の粒径や飽和水位と土壌水分採取器の採水量との関係について基礎的な 知見を得る目的で,粒径や飽和水位が異なるガラスビー ズを用いた室内実験を行った。各種の粒径と,飽和水位 を変動させた組み合わせ毎の土壌水分採取器の採水量を 把握し,それらの関係について検討することで,砂質土 砂の粒径や飽和水位の変動が,実質飽和域にどのような

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