〈日本で初開催されたAWSの国際会議…〉責任ある水資源管理実現のため企業には何が求められているか

摘要

世界自然保護基金(丽F)ジャパンは去る2月22日、気候変動対策で注目の"水リスク"をテーマとした、リアル/オンラインによるハイブリッドセミナーを開催した。企業の流域における貴任ある水資源管理として、持続可能な水資源管理の国際認証制度である「 Alliance for Water Stewardship J (AWS)のAdrian Sym (エイドリアン?シム）CEOが来日するに当たり、企業が流域レベルでゥォーター·スチュワードシップに取り組む意義を紹介。「ゥォーター·スチュヮードシップ」とは、社会的?文化的に公平かつ環境的に持続可能で、経済的に有益な水利用という概念を指す。第一部では、エイドリアン?シムCEOの挨拶と講演のほか、沖大幹·東京大学大学院工学凝开究科教授やCDPなどの国際NG0、さらに川村謙一·内閣官房水循環政策本部事務局参事官などが登壇。続く第二部では、ウォータースチュヮードシップの取組み事例として先進企業各社が、流域レベルの水資源管理における課題と今後の展望について報告した。参加者はリアル/オンライン合わせて250名に及んだ。ここでは第一部の講演を中心に抄録する。