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大学生における就寝前の夕食習慣と 睡眠障害発症の関連一1年間の縦断研究一

机译:大学生における就寝前の夕食習慣と 睡眠障害発症の関連一1年間の縦断研究一

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摘要

【目的】本研究は大学生を対象に就寝前の夕食習慣が睡眠障害に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。【方法】2016年11-12月に北海道のA大学の1, 2年生360名が研究に参加した。睡眠障害は,the Pittsburgh Sleep Quality Index : PSQI日本語版(PSQI-J)を用いて評価し,合計得点6点以上を睡眠障害に分類した。就寝前の夕食習慣は,「就寝前の2時間以内に 夕食をとることが週に3回以上」で就寝前の夕食有り群に分類した。追跡調査は,1年後の2017年11-12月に実施した。解析では,就 寝前の夕食習慣と1年後のPSQI得点の変化を共分散分析にて検討した。更に,ベースライン時に睡眠障害が認められた者を除外し, 就寝前の夕食習慣と1年後の睡眠障害発症の関連についてポアソン回帰分析を用いて検討した。【結果】256名を対象とした共分散分析の結果,就寝前の夕食無し群と比較して有り群でPSQI得点の差の平均値が有意に高かった。加 えて,ベ一スライン時に陲眠障害が認められなかった109名を解析対象としたポアソン回帰分析の結果,ベースライン時における就寝 前夕食有り群の睡眠障害の発症Uスク比と95%信頼区間は,Risk Ratio: 1.97 (95% Confidence Interval:1.09-3.77)であり,就 寝前の夕食習慣無し群と比較してリスク比が上昇した。【結論】大学生において就寝前の夕食習慣が睡眠障害発症のリスクを高めることを明らかにした。本研究の結果は,若年成人の睡眠障 害の改善に役立つ可能性がある。

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