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単語変形効果は聴覚感覚記憶と関係している

机译:単語変形効果は聴覚感覚記憶と関係している

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摘要

単語変形効果は,聴覚の知覚形成過程を解明するうえで有用な錯聴現象である。実験1では単語変形効果を用いて,聴覚における知覚体制化と感覚記憶との関係を検討した。実験参加者は間断なく繰り返される刺激単語を聴取しながら,知覚交替に対応してキー押しで回答するように教示された。単語の種類は2モーラ(例:すし)と3モーラ(例:ばなな)でから構成された。また,実験参加者は両耳分離聴で提示されたかな文字6文字を記憶し,口頭再生する部分報告法を行なった。その結果,先行研究と同様に部分報告法における右耳優位性が示された。2モーラ条件の知覚交替回数と部分報告法による感覚記憶容量との間に負の相関が認められた。一方で,3モーラ条件と感覚記憶容量の間には相関は認められなかった。この結果は感覚記憶の容量が大きい場合,知覚交替が減少するということを示し,感覚記憶と知覚体制化との密接な関係を示唆している。実験2では妨害刺激の意味的な要因が単語変形効果に影響するか否かを検討した。妨害あり条件では実験参加者は片耳に提示される妨害刺激を無視して反対側の耳に提示される標的刺激を聴取し,知覚交替をキー押しで回答するよう教示された。そして標的刺激が両耳同時聴で提示される妨害なし条件と比較した。実験2の結果,妨害あり条件と妨害なし条件の間に差は認められなかった。これは単語変形効果が意味的な妨害の影響を受けないことを示している。結果をもとに,聴覚の順応が知覚形成に与える影響を議論する。

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