三島製紙が体質改善計画を策定

摘要

本誌03年11月10日号で既報の通り、三島製紙はこの4月1日付で日本製紙が保有していた大竹紙業の全株式を取得、完全子会社とした。 39億円という譲渡金額も異例なら、親会社より子会社の売上規模の方が大きくなるという点でも、ユニークな売買だったと言える。 もともとが、日本ユニパックホールデイング発足時のシェア分散対策として決まった措置なので、純経済的な意味合いでのM＆Aとは少し性格が異なるのも当然だ。