テレメータデータ利活用戦略2025

摘要

JR四国は、2017年からテレメータシステムを順次使用開始し、これを用いたリアルタイムでの信号保安設備の集中監視および2年分のビッグデータ蓄積に成功している。今回、日本電気株式会社(以下、NEC)の持つ異種混合学習技術というAI技術を活用し、運転方向回路の分析モデルの作成と7日先の故障予兆検知に取組んだ。その結果、93.3%の高い再現率とデータ分析におけるィベント同定の重要性を明らかにしたので、JR四国とNECが目指す将来構想も含め紹介する。