オシロのような波形が見られる「過渡解析」

摘要

過渡解析を行うと，オシロスコープで観察するような結果が得られます．AC解析を行ったRC回路に1kHzの正弦波を加えて，入力と出力の波形を観察します．まず，信号源をAC解析用のものから，過渡解析用のものに変更します．信号源をクリックして選択状態にした後，「Delete」キーを押して削除します．次に，画面上部のメニューから[Place]-[PSpice Component]-[Modeling Application]を選択します．すると，画面右側に図13のようなツリーが表示されるので，[Sources]-[Independent Sources]を選択します．すると，図14のように信号源の情報を編集するための画面が表示されるので，左から2番目の[Sine]タブを選択し，オフセット電圧や振幅，周波数を入力します．ここではそれぞれ，“0”，“1”，“1k”と入力します．そしてAC解析でも使えるよう，[AC]の欄に1と入力し，[Place]ボタンを押して，回路図に配置します．